キャンピングカー生活227日~228日目

7月26日(火曜日)晴れ  ウトロ⇒知床五湖⇒清里町⇒摩周湖⇒美幌峠

今日の予定は知床国立公園から阿寒摩周国立公園までの自然観察トレッキングの予定で出発。最初に知床五湖へ向かい駐車場(有料500円)に入ってから散策の準備。 知床五湖を散策するにフィールドハウスで500円払って入場できると思っていましたが、5月10日から7月31日までヒグマが活発に活動する時期との事で、事前申し込みとツアーガイドと一緒でないと入湖できないとの事でした。 勉強不足でした😨😅😩。 因みにガイドツアー料金は3時間(3㎞)で一人6,000円でした。 『6,000円出して散策するなら美味しものを食べた方が良い』と私の意見が採用され今回は諦め、高架木道(無料)の散策路のみ散策しました。 高架木道は駐車場を起点とした往復1.6㎞の木道で、全コースが高架になっており、周囲に電気柵(7000V)が張めぐされヒグマの危険なく歩くことができます。 コース内には一湖の湖畔展望台のほか、オコック展望台、連山展望台と三つの展望スペースが設けられていました。 また展望台からは知床連山の眺めを見る事ができました。 無料でしたが眺望が良く大変満足しました😀😀😀。

 

三段の滝  遠音別岳中腹が源流となるオショコマナイ川が海に流れ落ちる滝  オシンコシンの滝に行く前に見つけて寄りました。

オシンコシンの滝 アイヌ語で「エゾ松が群生する所」という意味の「オ・シュンク・ウシ」から転じたとされるオシンコシンの滝は落差約30m、途中から流れが二つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれており、「日本滝100選」にも選ばれています。 滝の中ほどまでの高さまで階段で上ることができ、水量が多い当日はしぶきが掛かるほど目の前で見られとても迫力がありました。

清里焼酎工場 ウトロの道の駅で土産に焼酎を買ったので是非製造元を見てみたかったので寄ってみました。 ヨーロッパのお城を想像される外観が特徴的な焼酎工場でした。 「じゃがいも焼酎きよさと」を醸造する日本最北に位置する焼酎工場。 原料は地元産のじゃがいものみを使用するというこだわりを持って作っていました。 工場見学に行きましたが現在は仕込み等をしていなとの事で施設とビデオ映像のみをみて帰りました。

道の駅「パパスランドさっつる」 摩周湖に向かう途中に休憩で寄りました。 この施設の周りには日本百名山の斜里岳、摩周湖」、神の子池、さくら滝などの観光スポットが一杯あり休憩基地として利用されているようでした。 また平成25年にリニューアルして温泉施設やレストランが併設、オリンピック選手の糸川選手のメダルやスピードスケートの岡崎選手の資料が展示されてありました。 温泉施設は露天風呂もついて入浴料はなんと350円でした。

    

さくらの滝 清里町にある高さ3.7mの滝ですが、6月から8月の時期に滝をサクラマスが遡上することからその名が付けられたそうです。 私達が行った時には水量が多く何度も何度もサクラマスが飛び跳ねて、滝を登る遡上風景が生命の力強さを感じとても感動的で見応えがありました。 川で生まれたヤマメが海に下り、やがて大きく成長してサクラマスとなり、産卵のために川に戻ってくるそうで、銀色に輝く体をくねらせて滝を飛び越え、生まれ育った故郷の川に帰るのですが、大きな滝を超える事のできる鱒はほんの一部との事でした。

 

北海道では道沿いにこのような牧場があちこちにありました。

摩周湖第一展望台 弟子屈町側から摩周湖へ向かっていくと最初にある展望台。 摩周湖は周囲20㎞、面積19.2k㎡、平均水深145.9m、最大水深211mの日本国内では6番目に大きなカルデラ湖です。 摩周湖には出入りする川が一本もありません。 雨が水源のほとんどを占めていると言われ昭和6年に41.6mの世界一の透明度を誇ったこともあったそうです。 霧の摩周湖と言われ特に7月~8月は霧が出やすい為美しい姿を見る事があまりないそうですが、我々が行った時にはとてもよく見れました。 ラッキー🎊🎊🎊

北海道の道は写真の様に何キロも続く真っすぐな道が多いです😅。

道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」 周辺の標高は約525m、眼下にには日本屈指のカルデラ湖「屈斜路湖」を一望できる美幌峠の頂上に位置する道の駅。 美幌峠は大パノラマでスケールの大きい自然の四季を感じる事の出来るため全国から絶景を見るため年間70万人以上の観光客が訪れているそうです。

ここの道の駅で車泊する予定で夕食を食べていたら、窓の外にエゾシカの親子。 妻が慌てて写真を撮っていたら周りが騒がしくなって逃げてしまいました。 これが北海道の自然だと実感し感動しました。  北海道では色々な自然の動物を見てきましたがヒグマはまだ見てません😅😅。

 

7月27日(水曜日)晴れ 美幌峠⇒美幌⇒女満別⇒網走 道の駅「流氷街道網走」

朝、窓から外を見たら霧。 天気予報も余り良くないので山を下りて網走市に向かうことにしました。 美幌峠から網走まで約60㎞!!、北海道に来て5~60㎞はそんなに遠くない様に思えてきました。 最近道の駅回りをしているような感じですが自然以外に見る所が無いので😅😅😅 取り合えづ道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」へ

道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」 大空町にあるこの道の駅は網走湖を望めるほか、周辺には地平線が身近に感じられる丘陸地があり、夕日や四季折々の風景を撮るために全国からアマチュア・プロカメラマンがやって来るそうです

めまんべつメルヘンの丘 ゆるやかな丘陵地に連なる畑が、季節ごとにのどかな風景描くビューポイント。 黒澤明監督の映画「夢」のロケ地になった所だそうです。 額に入れても良いような素敵な写真が撮れました。

天都山展望台とオホーツク流氷館 天都山にある「オホーツク流氷館」は流氷の神秘とオホーツク海の絶景を体感できる施設。 道内最大のプロジェクトマッピング400インチの5枚のスクリーンを備え「流氷幻想シアター」が神秘の流氷とオホーツク海の壮大な営みを映し出し、またマイナス15℃の流氷体感室では本物の流氷に触ることができ、ぬれたタオルが凍ると言うサプライズも!あっり、また厳寒の中でしかみれない流氷の天使・クリオネやフウセンウオ、ナメダンゴが泳ぐ水槽もあって家族で楽しめる施設でした。

      

冬のオホーツク海の様子(展示されていた写真)

展望台から見る網走市内と現刑務所施設

北海道立北方民族博物館  「北方」を専門とする民族学博物館は、世界でも少なく日本では唯一ここ網走に在ります。 各国から収集した約900点を衣食住や生業などのテーマ別に展示して有りました。 色々な体験コーナーもあるようですが残念ながら時間が無くなり数十分で退散しました。

博物館網走監獄  明治23年(1890)に誕生した網走監獄。 ここはその全貌を当時のままの姿で残している野外歴史博物館です。 東京ドーム3.5個分の敷地に25の建造物を移築・復元しているそうです。 木造舎房では世界最古と言われ庁舎、教誨堂、旧網走刑務所二見ケ岡刑務支所とともに、国の重要文化財に指定されています。 核施設に施された手の込んだ装飾も含めて、専門家の間でも鑑賞・研究の価値が高く評価されているそうです。  また余り良く知られておりませんが、1890年に収監されていた1200人の囚人で網走から旭川まで163㎞をわずか8カ月で完成させたそうです。 北海道の大地を貫く道路や鉄道、農地を切り開いたのは囚人たちだと初めて知りました。

 

 

チケット売り場の近くに監獄食堂がありました。 実際に網走刑務所で食べられている物を再現した食事だそうです😅😅😅。  でも私からしてみれば種類も色々あって贅沢な食事だと思いました🤤🤤🤤。

            

監獄の出口にはとてもユニークな土産が沢山有りました。🤣🤣🤣

      

    

網走刑務所  観光施設ではない法務省管轄の刑務所です。 明治23年、釧路監獄署網走因徒外役所として開設されたそうです。 「網走と言えば刑務所」というイメージを作ったのは高倉健主演の「網走番外地シリーズ」でした。 日本一過酷で、脱獄が難しいとされる網走刑務所、当然の事ですが内部は見学できませんでしたが壁の外は自由に見学・写真撮影できました。

釧路川にかかる鏡橋  ここを渡れば刑務所敷地内となり、観光客の車は入ることができませんが徒歩であれば大丈夫。

 

橋を渡ってすぐにお宮と石碑がありました。 その後ろには刑務官が住むアパートが建っており 雰囲気は結構寂しく、殺伐としていました。

 

刑務所内の受刑者が造った作品を販売している店  店内には木工製品、小物民芸品、金属・皮製品、アイヌ模様シリーズ製品などが陳列され、網走市民や観光客に販売していました。

道の駅「流氷街道網走」  カモメが飛びかい、漁船が行き交う網走川河口に位置し、地域の情報や農水加工品を販売していました。 冬期間は流氷砕氷船おーろらの発着場となっています。 今夜の宿はここに決定。

二階には食堂キネマ館がありました。

   

 

 

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