5月21日(土曜日) 雨のち曇り すさみ町 ⇒ 南紀白浜 千畳敷駐車場泊
天候も良くないので取り合えず白浜温泉に向かうことにしました。 白浜温泉、もしくは南紀白浜温泉はかつて熱海温泉、別府温泉と並んで「日本三大温泉♨️」と言われていました。 温泉としても非常に歴史が古く、日本三古湯の一つに数えられていて、古い文献には牟婁の湯と呼ばれていました。 我々もその由来の日帰り温泉をネットで見つけ行って駐車しようとしたら、その湯の女将さんかどうかわかりませんが「白浜市民のみ入浴可能で絶対ダメ」と言って怒ってカギをかけてしまいました。 我々も何が何だか分からずその場を立ち去り他の温泉に行きました。 次の日に前を通たら色々な県の車が駐車して入浴しているようでした。 本当に残念で腹が立ちましたが何かの事情があったかも⁇と思い忘れる事にしました。 国道42号線北上中に見つけた看板(恋人岬夫婦波観潮)と書いてあったので駐車してみました。 その場では何の意味か分かりません❓でしたネットで調べてみると、太平洋から押し寄せてくる波が手前の「陸の黒島」で二つに分かれ再び陸地と島の中間で波がめぐり逢い手を合わせている夫婦に似ていることからこの名前が付けられたそうです。 納得しました😱😱😱。
二番目に行った温泉は崎の湯♨️です。 崎の湯は万葉の昔からある「湯崎七湯」の中で唯一残っている歴史ある湯壺です。 湯船と海がほぼ一体化しており太平洋が間地かに打ち寄せる硫黄と潮の香りがする天然露天風呂♨️でした。 ここはどんなお客様でもOKでしたが、お湯が直接海に流れると言う事で石鹸、シャンプーが使えないとの事で残念ながら諦めました。
三番目に尋ねた温泉は「長生の湯」 長生の湯は昭和初期から使われてきた木造の倉庫をリノベーションして造られた自然豊かな温泉です。 泉質はナトリウム炭酸水素塩化物泉で入浴すると肌がつるつるになる美人の湯として沢山の人が訪れていました。 建物はレトロでしたが内風呂♨️、備長炭風呂♨️、露天風呂♨️は本当にきれいで掃除も行き届いていて清潔な温泉でした。 大満足でした😍😍😍。
その後今夜の車中泊予定の千畳敷駐車場に向かいました。 夕方でしたが沢山の観光客で一杯でした。 千畳敷は瀬戸崎の先端から太平洋に向けて突き出したスロープ状になった白く柔らかい大岩盤で打ち寄せる太平洋の荒波に浸食された壮大な景観は息を呑むほどの絶景でした。 また夜には千畳敷から遠くを航行する貨物船⛴️・近くで漁をする漁船🛥️の光がとても奇麗で幻想的でした。
一つ一つの石を見ると色々な幾何学模様ができており、あたかも小グランドキャニオンを思い浮かべる様でした。
5月22日(日曜日) 晴れ 南紀白浜 ⇒ 由良町 道の駅「白崎海洋公園」泊
日曜日とあって駐車場にも多くの観光客が来るようになったので近くの三段壁を見学した後白浜の街や円月島・塔島が良く見える番所山公園に向かいました。 公園に行く途中の湾内で白浜のシンボルである円月島(島の中央に穴がある)が目の前にあり見えました。 秋分・春分の時期には、中心部の海蝕洞を通して夕陽を見る事ができるそうです。公園内には南方熊楠記念館や京都大学白浜水族館がありました。
三段壁は千畳敷と同じく、かつてのの浅い海の底が隆起した海岸段丘で、高さが50m、長さが2㎞にも達する海に直立する崖(海食崖)と波によって削られた洞窟(海食洞)がみどころです。 三段壁洞窟は平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟です。 現在は地下までエレベーターで降り約200mの洞窟内を観光できるようになっており番所小屋なども再現されていて、かつての戦いの様子を見る事ができました。
番所山公園に入る所に海水で浸食された洞窟の場所に不動明王の祠がありました。 また公園内には色々な動物のオブジェが立っており、そのユニークな姿に疲れも取れました。
南紀白浜のシンボル円月島
公園内には民俗学、生物学、生態学の名高い学者 南方熊楠の遺品や作品が展示されている記念館がありました。 また、公園の先の磯瀬には沢山の釣り客が釣りをして楽しんでいました。
南紀白浜の帰りに「とれとれ市場」に寄りました。 西日本で最大級の海鮮マーケットを中心に温泉、レストラン、和歌山の特産品の土産などなど・・・なんでも揃う施設でした。 ここでもめはり寿司が売っていたので1パック買って4度目のめはり寿司の試食をしました。 味は様々で妻曰く2度目に食べためはり寿司が一番おいしかったそうです。
海鮮せんべい製造元の工場見学があったので立ち寄り、色々な海鮮せんべいの試食とアイスクリーム・コーヒーを飲んで大満足でした。
梅干しの製造工場見学の看板があったので立ち寄ってみましたが工場は稼働しておらず高級な南高梅の干しを販売していました。 夕食のお供に贅沢な一品の梅干し1パック買ってみました😊😊😊。
かつお節発祥の地とあったので寄ってみましたがかつお節は無く、地元の特産品を販売していました。
白崎海洋公園に行く途中に突如現れた巨大なLPG運搬輸送船とドックの様子😲😲😲
白崎海洋公園は和歌山県沿岸部のほぼ中央に位置し、道の駅としては珍しい白い石灰岩に囲まれている岬で、ダイビングやマリンスポーツができる施設やオートキャンプ場がありました。 古くから万葉集にも詠まれたその絶景は「日本夕日百選」や「なぎさ百選」にも選ばれており、展望台から見る景色はとても素晴らしかったです。
今日買ってきた高級南高梅をご飯の上にのせて食べました。 梅とは思えないとてもフルーティーな味でした。(高いのでそう思えたかもね・・😉😉😉) 夕食後、仙台ナンバーの車が入って来たんで懐かしく声をかけると若い女性でした。 一人で日本一周をしているとの事で宮城を出発して10日目との事でビック、また関心しました。 とても良い子でエネルギシュな子で明日は奈良観光、あさっては小豆島に行くとの事でした。 我が家(プルミエGO)でお茶を飲みながら旅の情報交換をし、今後の旅の安全を心からお祈りして別れました。Good luck!
s
コメント