キャンピングカー生活184~185日目

5月19日(木曜日) 晴れ 那智勝浦町 ⇒ 勝浦温泉 海の公園泊

今日は熊野三社、最後の熊野那智大社に参拝のしまた。 当初車で那智大社まで行く予定でしたが妻の提案で昔ながらのコースで参拝する事になりました。 熊野那智大社は那智の大滝を信仰の中心とした自然信仰を象徴する神社です。 主祭神は、万物の生成・育成を司る熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ=イザナミノミコト)。 熊野詣の最終目的地であり、那智山青岸渡寺と共に熊野信仰の中心地として栄華を極めたそうです。 仁徳天皇5(317)年に現在の位置に社殿を移し、6棟からなる華やかかな朱色の社殿がとても奇麗でした。 本殿前の内庭には神武天皇を大社に案内した八咫烏(やたがらす)が大任を終え石化したといわれる「鳥石』が残されています。 拝殿横には樹齢約850年の大楠があり、根元の空洞から通り抜ける事によって無病息災を祈願する事ができます。

我々は大門坂駐車場にプルミエGOを駐車して、石畳が美しい「大門坂』を上り、熊野大社、青岸渡寺、那智の滝へのコース片道約2.7㎞ 往復約3時間4の予定で出発しました。 大門坂入り口から熊野那智大社への石段は距離も短く、苔むした石段と杉並木のコントラストがとても美しく心が癒されました。

大門坂を少し上ると樹齢数百年の夫婦杉がありました。

熊野九十九王子際の後「多富気王子』があり、巡礼の最終目的地が近づいている事を知らせてくれた所です。

この関所を通過するのに十一文の通行税を取った所です。

大門坂を抜け463段の石段を登り、標高500mに位置する社殿に到着

樹齢約850年の大樹楠の根元穴入り口(くぐり抜けながら無病息災を祈ります。)

那智大社に隣接する天台宗の那智山青岸渡寺 

達磨の石仏近くから見た三重の塔と那智の大滝

那智の大滝  熊野那智大社別宮・飛龍神社の御神体で、日本一の落差を誇る大滝。 高さ133mの断崖を、天から降りてくるようにまっすぐ落ちる大滝からは、水しぶきや轟音とともに神々しい空気が漂っているようでした。

何度も壮麗な那智大滝を振り返り・見ながらゆっくり来た道を歩いて帰りました。

参拝後、勝浦温泉の中心地に位置し日本有数のマグロ基地である勝浦漁港へ  約30年前にホテル浦島に泊ったことがあり懐かしく思い寄らせて頂きました。 街は以前とは違って活気が無く商店街もシャッターを下ろし平日なのか観光客もまばらでした。 何件かマグロ専門店を覗いて見ましたが宮城県塩釜に揚がるマグロを見てきた我々には残念ながら満足できないものでした。😰😰😰

港近くにある「賑わい市場』とバスターミナル

時間もあったのでホテル浦島が立つ島の裏側を散策。 以前宿泊した時、小舟で行ったので島にあるホテルと思っていたら陸つなぎでした。😅😅😅   ホテル浦島がある半島の裏にお蛇浦海岸があります。  満潮の時に松島と言う島に行くことができませんが、干潮の時期に当たって歩いて渡ることができました。 奇岩が多く大学の研究材料となっているようでした。

干潮のため白蛇神社に行くことができました。

帰りに先程マグロの揚げ物を買った店に寄りたくて行って見ました。 マグロの刺身・マグロの中落・カツオのタタキ・各種刺身・お惣菜など一皿200円の無人販売所で地元人と観光客が並んで買っていました。 我々も何個か買いましたが店員さんはいなくお金を筒の中に入れるシステムでした。 とてもユニークで錆びれた商店街の中でこの店だけが繁盛していました。 我々が先程買ったマグロの揚げ物は完売していました。

港近くの足湯に入り足の疲れも取れました。

5月20日(金曜日) 晴れ 那智勝浦 ⇒ 串本町

ここ数日間、少しむりをしたのか妻の体調も余り良くないので串本町を少し観光して休憩する事にし、取り合えづ道の駅「くしもと橋杭岩」へ向かいました。 今回は観光の本も見ず下調べも無く着いてビックリ、そこには850mわたり大小約40余りの岩柱が橋の杭のように直線的に並ぶ自然が創るオブジェ橋杭岩がありました。 1400万年以上前に地下から上昇したマグマによて造られ、周りにある石は巨大津波によって運ばれてきたとされています。 息をのむような素晴らしい光景でした。

少し離れた所に弘法大師堂がありました。 またビューポイントをさがして小高い山に上がると神社の祠がありました。 何の神を祀っているか分かりませんが海上安全の神社かもね😅😅?

橋杭岩をよく見るとお坊さんがお祈りしているように見えました。 看板に弘法大師と天邪鬼の伝説が書いてあって楽しく読ませて頂きました。 内容は弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を作る競争をして弘法大師が一晩で作れそうなので天邪鬼がニワトリの真似をして「コケッコーと鳴き」もう朝だよと弘法大師を騙し、橋を作りを途中でやめさせたという伝説です。 それで橋杭だけ残っているのでその名を「橋杭岩」と名付けたそうです。

大島橋を渡って紀伊大島へ行きトルコ軍艦遭難慰霊碑・トルコ記念館・樫野崎灯台・海金剛山阿野木展望台から本州最南端の地から太平洋を見てきました。 灯台から見ると遠くには何隻もの貨物船が行き交い海上交通の要所で有、また水平線の曲線を見て本当に地球が丸いのだと実感しました  今更ね😅😅😅

トルコ記念館とトルコ軍艦遭難慰霊碑

日米修好通商条約記念館と海金剛

 

近畿大学マグロ養殖場の様子

串本海中公園の水族館と海中展望台

道の駅「すみえ」内にあるエビとカニの水族館

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