キャンピングカー生活183~184日目

5月17日(火曜日) 曇り   熊野市紀和町 ⇒ 田辺市元宮町  湯の峰温泉駐車場泊

三重県を後にして次の観光地和歌山県へ🚍🚍🚍  奥深い山々の間を流れる北山川に沿って大自然を見ながら走行・・・ 横で妻は「凄い・凄い・素晴らしい・きれい」の驚嘆の声を連発していました。 約20分位走ると熊野川との合流地点に到着し、ここより本日予定の世界遺産熊野本宮大社へ。 今回は神々が棲まう世界遺産の地・熊野三山と周辺の温泉めぐりを3日間かけて回る予定にしました。 やることのない二人😅😅には時間が沢山有りま~~す。 ゆっくり歩いて回るつもりで🚶🚶‍♀️ 順番は熊野本宮大社⇒熊野速玉大社⇒熊野那智大社の順に行く事しました。 因みに本宮は樹木、新宮は巨岩、那智は滝などの自然を古くから祈りの対象としていたそうです。

淀みなく流れる北山川と雄大な熊野川の合流地点

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)  杉並木に囲まれた158段の石段参道を登り、総門をくぐると社殿があります。 主祭神は家津美御子大神(けつみみこのおおかみ=スサノオノミコト)で、本地仏は阿弥陀如来とされ、極楽浄土の聖地とみなされているそうです。 かつては「大斎原」と呼ばれる中州に鎮座していましたが明治22年(1889年)の水害で流され、現在の位置に移築・再建されました。

熊野のシンボル「八咫烏」は日本サッカー協会のシンボルマークに描かれていますが、これは日本で初めてサッカーを普及した和歌山県那智浦町出身の中村覚之助氏に敬意を表してデザインされたものと言われています。

社務所前に黒い八咫烏のポストがありました。 理由は黒は全ての色を合わせた尊い色で八咫烏は神の使いとの事で設置したとか・・・・!

大斎原(おおゆのはら)に行く途中に和歌山県世界遺産センターがありました。 高野山、熊野、吉野、大峰の3エリアにまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の文化的背景などをまなべる資料が沢山展示した在りました。

昔の修験道の装いした等身大の木造人形

蟻のように連なって参拝する様子を小さな人形で作ってありました。 大きくして見ると一人一人の表情が良く分かります。 とても楽しく見せて頂きました😍😍😍。

大斎原の高さ34mの大鳥居を通り抜けると信仰の原点である森、水害で流出した中四社と下四社の神々が祀る石祀があり、今もなお、神聖で祈りに満ちた雰囲気が漂っていました。

河原には願いを込めた沢山の石積がありました。

参拝後、山と川が織りなす名湯「川湯温泉」へ  湯川温泉は高温の湯が沸き出る大塔川沿いにあり、12月~2月にかけて川を堰き止めて巨大な混浴露天風呂をつくるそうです。 川底から温泉が湧いてくるとの事であちこちに掘った跡がありましたがお湯は入っていませんでした。

共同浴場は当日は休館でしたが、前の河原には無料の露天風呂があり男性1人が入浴していました。 私は自信が無かったので入浴を諦めました。(看板に入浴料は無料でなく自分の気持ちでお支払い(寄付)くださいとの事でした。)

湯の峰温泉 つぼ湯   熊野詣の際の湯ごり場として長い歴史を持つつぼ湯は、世界唯一世界遺産に登録された入浴可能な硫黄温泉です。 30分交代制の温泉で予約制との事でかなりの人が順番待ちしていました。 我々は新築の公衆浴場で450円で入浴しました。

 

川沿いに90℃以上の源泉で温泉卵や野菜を茹でる湯筒がありました。 我々も卵18個茹でてみましたがあまりうまくいきませんでした😭😭😭。

夜9時頃に行ったらつぼ湯の掃除をしていたので写真を撮らせて頂きました。

 

5月18日(水曜日) 晴れ  田辺市本宮 ⇒ 新宮市  道の駅『なち』泊

今日は二社目の熊野速玉大社へ 昨日行った道を戻って新宮市へ 途中熊野川と合流地点を通過、今日は良く晴れて昨日より山々がとても奇麗でした。

熊野速玉大社  熊野川の河口に鎮座し、イザナミノミコトが主祭神され、上倉山の霊石ゴトビキ岩を御神体としています。 ゴトビキ岩に降臨した熊野の神々を景行天皇58年(128)に現在の社地に迎えて以来、上倉山の元宮に対し、はじめての御社として「新宮」と呼ばれるようになりました。 神門の先に広がる壮麗で美しい朱塗りの社殿は、鎌倉時代に描かれた「熊野曼荼羅」の世界を再現しているそうです。

 

樹齢1000年の御神木「ナギの木」は家内安全・縁結び・海上安全の後利益があるとの事でした。 また葉を引っ張ても裂けないと言う事で夫婦円満の木ともされているとか・・?

山上にそびえる聖なる巨岩の地神倉神社  熊野の神々が最初に降臨したといわれるゴトビキ岩、古代の神話で神武天皇が登った天磐盾(アマノイワダテ)であるといわれています。

 

鎌倉時代に源頼朝が寄進したと伝えられる538段の急な石段を登り切った先に巨岩のゴトビキ岩があり、転び落ちてこないかと思われるほど息をのむ存在感を放っていました。

新宮市役所の近くに植物の腐敗度の上に木々が生い茂る浮島がありました。 ここも世界遺産との事でした。

世界遺産の阿須賀神社  上倉山に降臨した神々が次に移った場所とされる神社

国道42号線と那智勝浦新宮道路の合流地点にある道の駅『なち』 駅内には入浴施設「丹敷の湯」・JR那智駅・世界遺産情報センターなどがありました。 情報センターには熊野那智参詣曼荼羅絵図を展示し、熊野古道や熊野三社について映像で紹介していました。

世界遺産センターの映像写真

道の駅近くに世界遺産の補陀落山寺(ふだらくさんじ)   南海の彼方にあると信じられていた観音浄土をいきながらにして目指す「補陀落渡海」の出発点だったことで知られている寺院

 

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