キャンピングカー生活179~180日目

5月13日(金曜日) 雨 紀北町⇒尾鷲市

今日も雨、日本風景街道「伊勢熊のみち」を尾鷲にむけて出発。 車窓から風景を眺めながら尾鷲市に到着。 これから数日間、世界遺産の熊野古道伊勢路を散策する事にしました。 三重、奈良、和歌山の三県にまたがる「紀伊山地の霊場と参詣道」は、自然・霊場・参詣道を取り巻く文化的景観。 日本の宗教、文化の発展と交流に影響を及ぼし、世界でも類を見ない価値ある資産として2004年に世界遺産に登録されました。 尾鷲市には4つの熊野古道の峠があり、ちょうど伊勢と熊野三山の真ん中に位置する町です。

 車窓から見た美しい紀伊の山々

尾鷲市に着いて無料駐車場の申請に尾鷲観光物産協会に行って尾鷲駅前の駐車券をゲットしました。

   

  

金剛寺と尾鷲神社 尾鷲神社は尾鷲の氏神を祀る神社で恋愛成就にご利益のある夫婦楠がそびえ、2月のヤーヤ祭りには男衆が荒々しくぶつかり合う迫力満点の祭りがあるとの事でした。

その後、明日からの野村古道巡りの勉強に三重県立熊野古道センターに行きました。 センター熊野古道「伊勢路」の世界遺産登録を記念して三重県が、古道を訪れる人々に熊野古道や古道周辺地域の情報を提供し、地域の人々の交流、ひいては地域の振興を図るために建設された施設との事でした。施設は奇麗で資料や熊野古道を紹介する映像がとても素晴らしかったです。

今夜の夕食にこの地域に古くから伝わる郷土料理サンマ寿司とめはり寿司をおさかな市場「おとと」で購入、サンマ寿司は鯖寿司と同じ味でまあ~まあ~したし、日本最古のファーストフードと言われるめはり寿司は本当に目を張るような寿司でがっかり😞😞しました。 めはり寿司は高菜の漬物でおにぎりを巻くだけというシンプルな料理で名前の由来は諸説あるそうですが、以前はソフトボールほどの大きさだったため、目を見張りながら大きな口を開けて食べる様子から名付けられた説と平安時代に活躍した熊野水軍の見張り番が食べていたいたことから「見張り寿司」がめはり寿司になったという説があるそうです。 それにしても小さいいなり寿司位の大きさで味も無く1個120円とは驚きでした。 これこそ本当のめはり寿司かも?!!😱😱😱

     

熊野古道センターにあったサンプル(右)とお魚市場で買った目はり寿司(左)

5月14日(土曜日) 曇り後晴れ 尾鷲市 道の駅「海山」

天候も回復ししてきたので熊野古道で最も人気の高い「馬越峠」コースを歩くことにしました。見所は何といっても、尾鷲ヒノキの美林と、古を今に伝える石畳など片道約5㎞ 約2時間30分の予定で尾鷲駅を9時30分に出発。 尾鷲神社近くの参道入り口から入山して歩いていたら数人の地元の方から「これからですか? がんばってください」と言われて張り切って登りました。

   

馬越不動尊で落下差20mの滝と不動明王を祀られている祠などを見ながら馬越公園へ。 展望台から尾鷲市内を一望できる展望台から街を眺め一休み。 雨でぬれている石畳の山道を峠に向けて登っていると初めて登山者に会い少し安心しました。

           

馬越峠 標高325mを通過するときにガイドさん付の約10人位の団体さんに会い元気が出ました。 やはり人と会うと安心しますし情報交換もできるので・・・。 雨に濡れた石畳のせいでここまで約1時間30分位経過していました。 少し休憩して下山、河童岩を通過して見晴らしのいい休憩所があったのでここで遅めの昼食を取りました。 昨日購入したマグロ炊き込みご飯マグロや鰆の煮つけ漬物そしてコーヒー、大自然の中で食べる物は何でも美味しく大満足でした。

   

下山の途中、数組の登山者にも会いましたが、雨に濡れた石畳のため妻は3度も滑って転びましたが幸いケガをすること無く安心しました。 下山途中子供の夜泣き封じの伝説がある夜泣地蔵を見て鷲毛バス停の出口に到着。 残念ながら下山中は足元が滑って周りの景色を見る余裕がありませんでした。😅😅😅

  

下山場所からは路線バスも無く尾鷲駅まで約5㎞を国道沿いを歩いて帰り一日の予定を終えました。 疲れました~~!。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる