キャンピングカー生活155日~156日目

4月18日(月曜日) 晴れ 中津市 耶馬渓⇒宇佐市⇒中津市⇒門司市

昨夜気付かず宿泊した道の駅『耶馬トピア』の近くに思いがけなく日本遺産の史跡が沢山有りました。 まず初めに青の洞門(競秀峰)に行って見ました。 青の洞門は山国川に面してそびえる全長1㎞の岩峰が競秀峰です。 かつてこの地は「鎖渡し」と呼ばれる難所で、それを見かねた江戸時代の僧・禅海が自らノミと鎚をふるい掘ったのが青い洞門と言われています。 川沿いのトンネルを通てみるとノミの痕が残っておりよくぞここまで出来た物だと感心させられました。 また和尚はこの場所を通行する人たちから通行料を取っていたと言う説もあり、日本の最初の有料道路とされています。

              

             

青の洞門を通り過ぎると大正12年に作られた8連アーチの石橋が見えます。 長さは116mあり日本一の橋とされています。  構造は長崎の石橋によく見られる石積工法を採用しているため「オランダ橋」と呼んでいるそうです。 水は澄んで清流、川の流は美しくとても素敵で素晴らしい場所でした。

               

次に大分県イチのパワースポット宇佐神宮に行きました。 ナビでは正面の駐車場に案内されましたが、間違って地元参拝者用の駐車場に入ってしまいましたが幸運にも場所も良くまた駐車料も無料でした。 私達が駐車した所には県指定有形文化財の呉橋が有りましたが通行できず隣の神橋を渡って境内に入りました。  春日神社の前にパワースポットである夫婦岩が有りました。 三角の石が寄り添うように並ぶことから縁起が良いとされ、一人なら両足で、夫婦やカップルなら手を繋いで一緒に踏むと幸せになれるとの事でした。👩🏻‍❤️‍👨🏻👩🏻‍❤️‍👨🏻 南中楼門から中を見ると住吉神社・北辰神社・春日神社が祀られてあり、全国4万社ある八幡様の総本山であることが良く分かりました。 上宮(本殿)を参拝した後下宮,菱形型池を散策し大鳥居をくぐり抜け仲見世商店街を散策しました。 ここもコロナの影響で観光客もまばらで閑散としていました。😱

                      

参道を降りて菱形池のところにお坊さんと神主さんが挨拶しているパネルが有りました。神様と仏様 日本で最初に出会ったのはこの場所でしたの文句が書いてあり非常に興味深く思えました。 調べてみると宇佐市は仏の里ちいわれる仏教が盛んな国東半島の付け根に位置していますが、日本には仏教が入ってくる以前から朝廷や自然など八百万の神を信仰する神道が有って、宇佐神社は仏様も神様として迎え入れた神仏習合の発祥の地といわれると書いてありました。 勉強になりました。😉😉

    

宇佐鳥居は独特の鳥居で、額や額束が無く、柱の上部に黒い台輪がおかれています。

 

ここ中津市には慶応義塾大学の父、そして昭和、平成、令和と三つの時代の1万円の顔として知られている福沢諭吉の旧宅があります。 また隣には福沢諭吉を物語る資料などが多数展示されている記念館も有りました。 諭吉がこの木造茅葺の家で12歳から19歳までの時を過ごしました。現在耐震強化の工事が施工されている木造茅葺の奥には諭吉の勉強部屋が残っており当時の様子を見ることができました。 しかし残念ながら工事のため少し素っ気ない感じがしました😅😅。

        

門司港近辺に道の駅が無いので今夜の車中泊場所を門司港に隣接しているノーフォーク広場駐車場にすることにしました。 アメリカのノーフォーク市と姉妹都市になった事を記念して作られた公園で無料で車中泊ができる唯一の公園だとネットの口コミに書いてあったので安心して宿泊する事ができました。  それに目の前に海上自衛隊の基地もあり、また沢山の車中泊の車もいたのでとても安全でした😅😅😅

4月19日(火曜日)晴れ 門司市⇒下関市⇒道の駅『おふく」

沖縄から内地に帰って来てから毎日天候に恵まれ順調に観光・北上して来ました。 今日は九州の出口と本州の玄関口である下関観光をしました。 観光名所や明治時代の建物など多くありましたが時間も余りなく午前中は門司港側、午後は下関港側を急いで回りました。 ノーフォーク広場からは関門橋や下関の町並みが目の前に見え、関門橋の下を大型船が航行する様子はとても素晴らしい光景でした。 またこの場所は平安時代の末期元歴2年に壇ノ浦の戦いが行われた所、栄華を誇った平家が滅亡した治承・寿永の乱の最後の戦の場所でした。

                   

近くに歩行者用海底トンネルの入り口があったのでエレベーターで降りて下関側に歩いてみました。 門司側は地下60mまで降り全長780mを通行、下関側は地下55mからエレベーターで昇ります。 このトンネルは二重構造になっており上は自動車・下は人が通行できるようになっています。 頭の上を🚙や🚢が走っていると思うと不思議でとても驚きでした。 因みに料金は無料でした😊😊😊。

    

明治・大正時代に海外交易の要所としてにぎわった門司港はモダンとレトロが融合した町並みで「門司港レトロ」「門司港レトロ海峡プラザ」「旧門司三井倶楽部」「門司港駅」「九州鉄道記念館」「旧門司税関」などが点在しており、一つ一つを見てあるくには1日では回りきれないくらいでした。

                

現在も普通に利用されているJR門司駅

                 

関門海峡ミュージアムは関門海峡の歴史が体感できる博物館でした。 1・2階は無料でアトリウムや大正時代の町並みが再現されておりとても見所のある場所でした。 また4階はコーヒーをの飲みながらゆったりと海峡をながめられるように豪華なソファーが並べて有りました。

隣の旧大連航路上屋内には松永文庫があり、あらゆる映画の資料・機材が揃っており昔懐かしいポスターも沢山展示してありました。

   

 

    

ブルーウイングもじは歩行者専用のはね橋、全長108m、24,1m親橋と14.4mの小橋が1日に6回、跳ね上がるそうです。

今回は下関に行くのに橋を通らず関門トンネルを通行する事にしました。 通行料金は前払いで金額は普通車で160円でした。

       

下関に入り赤間神宮を参拝しました。 この神宮を参拝する人の駐車は無料との事でしたのでここに車を駐車して下関市内を観光しました。 本当にありがたいです😉😉😉。 赤間神宮は安徳天皇を御祭神とする神社で壇ノ浦合戦で敗れた平家を弔てい、古くは阿弥陀寺と言われ明治時代に神社に改められたそうです。 境内には平家一門の墓や怪談で知られている耳なし芳一の木彫りの像も安置されていました。

       

唐戸市場は地元の漁師さんが獲り、育てた魚を直接販売しており一般の人でも直接購入できる市場との事で、市場内には沢山の食堂や販売店が有りました。 残念ながら私達が行った時間には殆どの店が終了していて活気がなく、「朝早く来ないと買え無えよ・今の時間みんな寝ているよ・・・!」と言っていました😭😭😭。

                                           

関門トンネルの地上部には馬関開港百年記念碑長州砲(八十観斤加農砲)・壇之浦古戦場跡などがある美しい公園がありました。 また源義経と平知盛の像が設置されており、その近くで無料で源平の戦いを紙芝居を使って講談をしている人がいました。 時間が無くて聞けませんでしたが面白そうでした😃😃😃。

   

      下関側の人道出入口です

下関港を後にして山口県の西側にある朱の美しい千本鳥居で有名な福富稲荷神社へ行きました。私達が訪れた時が遅かったか殆ど観光客はいませんでしたので貸し切り状態で朱塗りの千本鳥居を通って海岸線の崖淵まで行って来ました。

            

今日の道の駅『おふく』には源泉かけ流しの温泉♨が有りました。 なんと今日は温泉感謝デーとの事で入浴料が半額の250円(露天風呂とサウナ付き)😃😃😃で身も心も癒されました。

 

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