4月12日(火曜日) 雨のち晴れ 薩摩川内市入来⇒さつま町⇒出水市⇒水俣市
朝雨が降っていたのでゆっくり観光へ出発、とりあえず近くに有る薩摩川内市入来地区にある清色城跡と入来麓を散策。 江戸時代、薩摩藩は外敵からの攻撃に備え本城である鹿児島城を中心とし、県内各地に外城(とじょう)を配置し、武士団を住まわせていました。 これは外城制度とよばれる薩摩藩独自の体制で、その名残が今でも武家屋敷群として県内各地に点在しています。 その一つが私達が訪れた山と川に抱かれたとても静かな中世の武家屋敷群でした。 現在もその武家屋敷には昔の面影を残しながら普通に生活をしている人々が居ました。 私達が旧増田家に入館しようとしたら車が後ろから来ておじさんが急いで門を開け、「どうぞ中を見ていってください」と言って急いで開館の準備をしていました。 その後親切にもこの家の方がお医者さんで東京で開業していること、トイレやお風呂にまつわる話をしてくれました。 因みにお客様用のトイレの便器は青磁で自分たちの便器は唐津焼とか?と言って笑っていました。 また風呂は最近まで使用していた五右衛門風呂との事でした。
旧増田家の五右衛門風呂と唐津焼のトイレ
旧増田家の家屋とイボ地蔵
その後射水市へ 出水市(いずみし)は、鹿野島県の北西部に位置する人口約5万人の市、九州新幹線の停車駅があり、ツルの渡来地として知られています。 また出水市は日本一の好きな市⁈・・・ではないかと思います。 とにかく至るどころに日本一の・・・物有ります。 最初に訪れたのが日本最大級の出水麓武家屋敷、400年前から変わっていない町割り、現存する150戸の家屋には現在も住居として使われ中を見学できるのが3件と観光案内所・売店のみでした。 またNHKの大河ドラマ「篤姫」のロケ地になった所も有りました。
散策していたら日本一のお地蔵さん発見、台座まで含めると高さ4.15mのお地蔵さん。 大正14年に真言宗の僧侶斑目仏師によって建立され、交通安全、無病息災、子育てや延命などの後利益が有るとの事で私達も交通安全を祈願して来ました。
次に訪れたのが日本一の鈴が有る箱崎八幡神社。 「為せば成る(鳴)る。 大願成就の大鈴」。 大きさは高さ4m、直径3.4m、重さ5トンあり、鶴の里出水ならではのツルの親子舞を模した日本一の大鈴でした。 また日本一小さい鈴もあり、本当に日本一が好きな出水市だねぇと感心しました。
観光案内に一面が芝桜で咲き誇る奇麗な場所と載っていたので色々な人に聞きながら行って来ました。 まだ満開ではなかったのでがっかり😞😞でしたがそれ以上に植えられている面積が余りにも小さくて一生懸命探して来たのに本当に残念でした。
妻が大好きな芝桜を上手に撮りました😅😅😅
道の駅『みなまた』に行く途中に特攻碑公園があり、現在地下壕に入れることができる鹿児島県内唯一の施設です。 この防空壕は昭和19年に開設された地下戦闘指揮所の地下壕でした。 豪の入り口は四カ所有ったようですが其の内2箇所は空爆により破壊されたそうです。 豪の中に入ってみましたが本当に空気の冷たさを感じました。
道の駅『みなまた』に到着後、水俣病資料館と水俣病情報センターへ行って来ました。 水俣病資料館は、水俣病の歴史と現状を正しく認識し、悲惨な公害を再び繰り返してはならないと願い貴重な資料が散逸しないように収集保存し、後世へ継承していく事を目的として、平成5年1月に開館しました。 映像で病気の悲惨な状況やこの広大な埋め立て地と施設(エコパーク水俣41.4ha)は水俣湾の汚染された土砂を集め、浄化して造成された土地と聞き驚き感心させられました。 また、まだまだ病気と闘っている現状も知らされとても心が痛み重い気持ちで帰りました。 それに閉館まで時間が無かったので道の駅から資料館まで急いで歩いて🚶♂️🚶♀️行って来たのでちょっと疲れました。😅😅😅
4月13日(水曜日) 晴れ 水俣市⇒芦北町⇒八代市⇒氷川町⇒宇城市
熊本県の観光資料が無く、道の駅『芦北でこぽん』、道の駅『たのうら』、道の駅『竜北』、と三カ所に寄りながら今夜の宿、道の駅『うき』に到着。 全ての道の駅で熊本県全体の観光資料及び地図を入手する事ができませんでした。 地元中心の観光案内も良いのですが我々みたいなキャンパーにとっては次の観光地が分からないのではどこに行っていいのかわからず非常に残念😱😱😱でした。 観光地を探しながら道の駅『うき』に行く前に八代市を通過するので急遽市内観光をすることに・・・・(いつも行き当たりばったりなので😅😅) 運転しながら昔八代亜紀さんという演歌歌手がいたな~~🤔🤔と思いながら・・ここ出身なのかな? とりあえず八代城跡公園へ 駐車場が無かったので思わず『八代市民俗伝統芸能伝承館お祭りでんでん館』の駐車場に入ってしまいました。 受付に行って『周囲を観光したいので駐車して良いですか?』と尋ねたら『どうぞ使ってください、今ボランティアガイドさんがいるので案内させましょうか❓』と言ってくれました。 歩いて2~3時間観光したかったのでお断りして周囲の観光地の説明を受けて別れました。
八代市民俗伝統芸能伝承館の外見とお祭り体感シアター(入館料300円)
八代城跡(国指定)の中にある八代神宮。 八代城は1619年の大地震で、それまでの麦島城が崩壊したため、加藤忠弘(清正の子)が幕府の許可を得て、家老の加藤正賢方に命じ、同6~8年にかけ球摩川河川北側の松江村に築城した平城でした。
アーケード街はコロナの為閑散としておりくまもんがさみしそうに座っていました。
河童にまつわる昔話は北は青森から南は鹿児島まで全国津々浦々に残っていますが、ここ八代市にもあり、中国の黄河からやってきてここ八代市で繁栄して9千匹まで増加した伝説があって、あちこちに河童のオブジェが有りました。
1688年に建てられた松浜軒は八代城松井直之公が母崇芳院尼のために建てられた茶屋。 庭園に入ると四季折々の花が咲き、6月上旬には約5000本の肥後花菖蒲が見られるそうです。 入園料は300円でした。
伝承館で会ったガイドさんが進めてくれた八代市のパワースポットの一つである万葉公園の『水島・龍神社』に行って来ました。 干潮の為、水面に浮かぶ神社を見ることができなく残念でしたが本当に神秘的でした。 また日本三大妙見の八代神社(妙見宮)、北極星、北斗七星を神格化した妙見様が祀られ、境内には龍の6番目の子供ピーシーの亀蛇の置物が有り頭を撫でると賢くなり、おしりを撫でると健康になると言う説が有り一生懸命撫でてきました。😅😅😅
車中泊した熊本の南の玄関である道の駅『うき』はトラックや車・買い物客で混雑していました。 熊本県の道の駅は規模も大きく、果物・野菜それから物販品も多く繁盛しているようでした。
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